コロナ禍で転職活動を行う際に意識しておくべきこと

全国各地で引き続き新型コロナウイルスの拡大が広がっています。
中には繰り返し緊急事態宣言が発令されているような地域もあります。
こういった世の中の動きは少なからず精神科の先生方の転職活動にも影響を及ぼすことがございます。
そこで今回ですが、このコロナ禍で転職活動を行う際に注意すべき点や気に留めておくべき点についてお話をさせて頂きたいと思います。

コロナ禍で転職活動を行う際には普段では起こりえない事象が発生する事があり得ます。
具体的にどのような事象があるのかについて以下に記載してみました。
・各医療機関において人材の採用活動(医師以外の人材も含め)を自粛する傾向になる。
⇒求人数が少なくなってしまい転職自体がしにくい状況になってしまう恐れがある。
・面接や院内見学を実施する際に現地に訪問しての実施ではなくzoomやSkypeといったツールを使ってのweb面談の実施を行う場合がある。
⇒現地を訪問する事で分かる院内の雰囲気や職員の働きぶりなどについて確認しにくくなる。
またweb面談だけで最終的に入職するか否かの判断を下す事が難しい。
・面接や院内見学が実施出来たとしても時間を制限されてしまったり見学させて頂くエリアを限定されてしまうなどの可能性がある。
⇒面談や院内見学を実施して頂けるだけ有難いお話ではありますが普段よりも得られる情報量が少なくなってしまう恐れがある。
・コロナの患者数が多い地域(東京や大阪など)から面接や見学に伺うことや、東京や大阪から地方の医療機関に通うような勤務スタイルに対し懸念されてしまう事がある。(中には新幹線通勤や飛行機での通勤を行っている医師もいらっしゃいますが、こういった働き方が受け入れがたい状況である)
⇒転居を伴うような転職をご検討されている先生方にとって不利な状況になってしまう恐れがあります。
・面接や院内見学に弊社のコンサルタントが同席させて頂けない場合がある。
⇒面接の際にどういったやり取りが行われたのかについて把握出来ないと、その後の交渉などの場面で的確な対応が出来なくなってしまう恐れがある。

ざっとですが思いついた事項は以上のような事になります。
やはり普段とは違った対応を取らざるを得ない状況になっております。
上手く転職活動を進めていくうえでは現時点ではこういったコロナ禍で起こり得る事象を予め想定したうえで転職活動を進めていく必要があると考えております。
今後も今までにはなかった新たな懸念事項などが発生するリスクも考えられますが弊社ではこういった点にまで神経を尖らせ先生方の転職活動が不利にならないような対策を考えつつご案内させて頂きたいと考えております。