医療機関の院内見学や面接を実施する件数について

先生方より「医療機関の院内見学や面接を実施する場合、どれくらいの件数行ったらよいのか?」という事でご相談を受けるケースが多くあります。
こういったご相談を受けた際ですが我々の方では過去の事例等を参考に2~3件までとお答えする事が多くなっております。
では何故2~3件が良いのか、その理由についてご説明させて頂きます。

◆比較検討しながら絞り込みを行う事が可能
複数の医療機関に訪問する事で、それぞれのメリット、デメリットなどが見えてきます。
これらを比較検討して頂く事で最終的に最も見合った医療機関を絞り込みやすくなります。
ちなみに複数の医療機関を訪問する際には意図的にカラーの違った所に訪問する場合もあります。
例えばA病院は急性期寄りの病院、B病院は慢性期寄りの病院、C病院はA病院とB病院の中間的な病院、、、という感じです。
こうする事でそれぞれのメリット、デメリットが明確になり、より先生方のイメージに近い医療機関がどこなのかが判断しやすくなります。
特に転職に関するご希望条件が明確になっていない先生方には、こういったやり方をする事で転職先を選ぶ際のイメージが明確になるように思います。

◆無理なくタイムスケジュールを立てる事が可能
訪問する医療機関の件数が多くなればなるほど訪問する日程調整をする事はもちろん、その後の対応、例えば合否の確認や条件交渉、辞退する際の連絡、全ての医療機関の合否が出揃うまでに時間を要するなど、かなりの時間と労力を要する事になります。
2~3件程度であればこういった点においても無理なく対応する事が可能になります。

時間や体力が許す限り多くの医療機関を訪問する事が出来るに越したことはないと思いますし、弊社のような紹介会社にご依頼を頂き、こういった作業の肩代わりをする事も可能ですが、多くの医療機関に応募しすぎてしまう事で「辞退を繰り返すことで近隣の医療機関の間で悪評が広まってしまう」「将来的に改めて転職を考えた際に一度辞退した医療機関への再応募がしにくくなる」「狭い業界ですので転職活動を行っていること自体が周囲に知られてしまう」、、、などのデメリットが生じてしまう事も考えられます。

こういった事が無いように上手く進めていくためにも院内見学や面接設定は2~3件までが良いと考えております。
弊社の方にご相談頂ければ実際にどういった医療機関を訪問するのが良いのか、どういった流れで進めていけば良いのかなど最善のご提案をさせて頂きます。
院内見学や面接でお悩みの先生方、是非お気軽にご相談下さいませ。