知人の伝手を使って転職する際の注意点

今までに転職の件でご案内させて頂きました先生方の中には知人の伝手を使って転職をご検討されている場合も非常に多かった事を記憶しております。
確かに知人の先生からの紹介や医療機関からのお誘いであれば元々お互いに良く知っている間柄であり得られる情報も信ぴょう性が高く普通に転職活動を行う時よりも安心して転職する事が出来るように思われています。
また知人ゆえに給与額などの労働条件に関しても普通ではあり得ないような厚遇を受ける事が出来るような場合もあり得ます。

しかし知人や仲の良い医療機関だからこそ気を付けないといけない落とし穴も存在しています。
それは知人ゆえに必要以上に気を使ってしまったりお願いごとなどをされた場合に断りにくいなどの弊害が生じてしまう事になります。
「受け入れがたい事があって本当は物申したいが相手が知人のため言い出せない」
「実は退職したいと思っているが気が引けてしまう」
「今までは友人・知人の関係だったものが仕事が絡んで利害関係が生じてしまった」、、、
というように知人が絡んでいるからこそ生じる悩みもしばしばございます。

そうなんです。
知人を介しての転職の場合、転職するまでは良いのですが転職した後に思わぬ落とし穴にハマってしまうような事が起こり得るのです。
また知人だからこそ普段はあり得ないような大きなトラブルに発展してしまうような事態も起こり得るのです。

多くの場合「知人だから」という安心感が勝ってしまい深く考えることなく知人を頼って転職してしまいがちですが、実はそんなに簡単なものではないのです。「知人紹介=絶対安心」ではないという事を頭の隅にでも入れて頂きつつ転職活動についてお考え頂いた方が良いように思います。