転職理由と志望動機について

各医療機関で実施される面接についてですが、ここ最近は少しずつ内容が変わってきた印象を受けます。
どのように変わってきたのかと言いますと以前と比べて医療機関側が採用面接を実施する事に慣れてきた印象が強く、より的を得た的確な質問を投げかけてくる事が多くなったように思います。
その理由はと言いますと単純に面接を実施する回数が増えた事によってノウハウが蓄積されてきた事もありますが、何よりも医療機関側がより良い先生方を採用したいと考え始めた事です。
つまり医療機関側は質問する内容も闇雲な質問をするだけではなく何らかの意図を持った質問をする事が多くなり、その質問への回答の内容を参考により良い先生を採用しようと考え始めているのです。
医療機関側は医師の採用において採用前提の面接ではなく、ふるいにかけるための試験を実施するようになったのです。

医療機関側が先生方に投げかける質問は多岐にわたりますが、その中でも特に重要になってくるのが「転職理由」と「志望動機」という事になるのではないでしょうか。
この2つについて医療機関側は最も情報を知りたがっているという事になります。
そこで面接に参加される際には少なからずこの2つの質問に対して的確な回答が出来るように事前に準備をしておく事が大事になります。

特に志望動機が非常に重要です。
転職理由に関しては、どこの医療機関の面接でも同じような内容で通用するのですが志望動機に関しては個々の医療機関に対して何故応募したいと思ったのかを考えておく必要があります。
その分だけ準備に手間がかかりますが、それだけにしっかりした志望動機を準備する事が出来れば医療機関側に大きなインパクトを与える事になります。

面接でより良い印象をお持ち頂くためには転職理由と志望動機をしっかり考えてから面接に参加する事が重要です。
面接に参加する事になった際には是非、この2つについて意識して取り組んで頂ければ良い結果が得られるものと考えております。