面接時に同席させて頂く事の重要性

弊社では先生方と医療機関との間で実施する面接の場に出来るだけ同席させて頂くようにお願いしております。
その理由はいくつか存在しているのですが、その中でも一番の理由としましては面接の場で具体的にどのようなやり取りが行われたのかを共有させて頂く事で、その後の対応で不備が無いようにすることが目的になります。

しかし、ここ最近ですが新型コロナウイルスの影響もあり三密を避けるために極力少ない人数での面接を実施する事が多くなっており私共が面接の場に同席する事が出来ないような事も多くなってきています。
こればかりは致し方の無い事ですので当面は面接には同席せず終了後に先生方から面接の内容について情報をご提供頂いたり、医療機関側からの意見を確認し、その内容を参考にしつつ、その後の対応を行うようにしております。

そんな中、先日実施した面接では思いもよらぬ結果が待ち受けていました。
なんと医療機関側から面接の結果を確認したところ「お見送り」という結果が返ってきたのです。
そこで先生にその状況をお伝えし、お見送りになった理由について何か心当たりはないか確認をしたのですが
先生からは「特に思い当たる事はない」というお返事が返って来ました。
一方、医療機関側にもお見送りになった理由について確認してみたところ想定していなかった回答が返ってきました。
その内容は「当直の可否について」という事でした。

私共の方で予め確認していた内容では月に2~3回程度であれば当直が可能であると伺っていたのですが、先生は面接の場で「出来れば免除を希望する」という事で話されていたようです。
事前に確認を取った際には月2~3回は可能であると伺っていたので、面接を実施する前に既に医療機関側にもその内容をお伝えし、それも含めて面接を実施して頂いた背景がありました。
しかし実際の面接の場で違った話が出てきてしまった事で医療機関側が困惑してしまい予期せぬ結果になってしまった、という事だったのです。

私共が面接に同席していたら、仮に先生が当直を免除して欲しいと言ってしまった場合でも、それに合わせて対応させて頂く事が出来たと考えてます。
つまり話が食い違っていたとしても、それを上手くフォローさせて頂く事も出来たと思います。
それが出来なかった事が原因で結果的にはお見送りという結果になってしまいました。
改めて面接同席の重要性を感じた出来事でした。

今後もしばらくは面接の場に同席させて頂くのは現実的に難しいと思います。
そこで事前に先生方との間での情報共有を徹底して行う事で面接で上手く対応して頂けるような準備をする必要があると思います。
面接の事前準備についてご不明な点などございました際にはお気軽にお申し付け下さいませ。