紹介会社のそれぞれの特色について

改めまして今回ですが私共のような紹介会社について考えてみたいと思います。
医師の転職を扱っている紹介会社と言いましても数多くの会社が存在しております。
その中で先生方が実際に転職する際にどんな会社にお願いしたら良いのか悩まれる部分ではないかと思います。
そこで、そもそも紹介会社の特色等について簡単にまとめてみたいと思います。

先日とある大手紹介会社で勤務している知人A氏に会い話をする機会がありました。
A氏は医師の転職を扱っている訳ではなくいわゆるホワイトカラーと呼ばれる人材をメインに扱っているのですが、大手企業の最前線でコンサルタントとして活動している人物になります。
そのA氏から聞いて改めて思った事ですが、いわゆる大手企業が目指している物は何かといえば、それは数多くの成約を獲得する事です。
つまり多くの売上を上げるためには多額の広告費を使い多くの転職希望者を獲得し大勢いるコンサルタントが成約を獲得するスタイル、つまり数主体のスタイルを取っているという事です。

一方、中小企業の目指している物は何かと言いますと、大手企業のような多額の広告費が使えないため獲得出来る転職希望者の数も限られてきます。
そのような状況の中で大手企業に打ち勝つには限られた数の転職希望者を如何に確実に成約に結びつける事が出来るか、という事になります。
つまり大手のような数での勝負ではなく質重視のスタイルを取っている場合が多くなります。

ネット広告などを見ていますと紹介会社の広告が目に付く事も多いと思います。
内容を良く見て頂きますと大手企業の広告には「求人件数NO1」「実績数NO1」「会員数NO1」というように数を売りにしている場合が多いように思います。
一方の中小では「優秀なコンサルタント」「~部門専門」「親身な対応」など、質の高さをうかがわせるような文言が多くなるように思います。
一概にどれが良いという訳ではありませんが、それぞれの特徴を良くご理解して頂き先生方の志向に合った会社を選んで頂く事が転職成功の近道ではないかと思います。
特に初めて紹介会社をご利用して頂くような先生の場合には、こういった事を踏まえてパートナー探しをして頂けると良いのでないでしょうか。