緩和ケアやリエゾンにご興味のある精神科医の先生へ

 

◆「ガンの患者様のメンタルケアを精神科医の立場から行なっていきたい。」
◆「初期~末期の(もしくは末期のみの)ガン患者様の緩和ケアに興味がある。」
◆「これまで精神科単科病院での勤務がほとんどであった為、今後は一般病院でリエゾンをやりたい。」
「総合病院でのリエゾンに興味があるが、2名以上の精神科医体制で行なっていきたい。」
…etc

 

このようなお話を精神科医の先生方から頂く事があります。
さらにここ数年でこのようなお話は増えたように思います。

 

 

では実際にこのようなお話を受けて下さる医療機関はどれ程あるのか!?という事ですが、
精神単科病院やメンタルクリニックが精神科医の募集をするのとは違い、数はある程度限られてきます。

 

病院側の考えとしては、正直なところ採算が取れれば精神科常勤の採用を前向きにお考えになったり、もしくは既に募集をされてもいます。
緩和ケア病棟がある病院であればある程度の収益は見込めますし、総合入院体制加算が取れる体制の病院であれば精神科医(リエゾン)のニーズは高いでしょう。
後は病院側の採用担当者が以上の事をどこまで理解しているかにも求人有り無しに影響するところです。

 

また案件がそれほど充実していないからこそ、働き方としては病院側の意向にも配慮しなければなりません。
やはり精神科医お一人の採算を考えると、緩和ケアのメンタルケアだけの勤務、リエゾンだけの勤務というのは病院の規模や体勢的にも難しいケースがあります。
その場合は、割合は考慮していただくとしても緩和ケアとリエゾンの掛け合わせ勤務、またアウトリーチ的に在宅医療に多少携わる事も必要になるかもしれません。

 

しかし大事な事は先生が「この業務がやりたい」というところを核とする事です。
結局、何でも屋になってしまって、気づいたら元々やりたいと思っていた事が出来ていないでは本末転倒です。
この辺りは入職前に双方で明確にしておく必要があります。

 

 

精神科患者様は高齢化と共に、また社会背景からも人口に占める割合は非常に多くなってきております。
精神科の先生方も日々のご勤務中で様々な情報やケースを聞いたり見たりする事があると思います。

 

私共【精神科医の転職相談室】は精神科の先生の働き方を応援・サポートする転職のプロ集団です。
お考えの働き方は様々あると思います、お気軽にご相談下さい。