新年度からのご勤務向けて

 

来年度から転職先が既に決まっている先生は、既に退職調整が終わり時期が確定している先生もいらっしゃれば、今まさに退職時期の交渉中という先生もいらっしゃると思います。

 

そこで本日は新年度からのご勤務に向けて、特に今退職時期の交渉中の先生方にお伝えしたい事があります。
(ご存知の事ばかりだとは思いますが、参考までにお読みいただければ幸いです。)

 

 

それはお勤めの医療機関を辞める際の手段なのですが、
もう辞めるのだから、もう縁が切れるのだから、といって強行手段で中途半端な状況下でお辞めになる事はお勧めしません。
今のご勤務先にもお世話になった事は間違いないですし、患者様の主治医として先生はしっかりとアナウンスする、引継ぎを行なうという事があるからです。

 

狭い医療業界の中では学会等でも顔を合わせる事があるかもしれませんし、転職先の院長や理事長が辞める医療機関の院長や理事長と知り合いだったりする事もありますから、完全に辞める医療機関と縁が切れるという訳でもありません。

 

転職事例として、当初は今年の4月で話を進めていたが、現勤務先の状況から5~6月や半年後(10月)になってしまうという話も実際にあります。
当然、転職先の医療機関との調整も再度必要になってきますが、それでも無理に辞めて転職をするリスクの方が長い意味で大きいと思います。

 

 

ちなみに医師の募集をしている医療機関側は4月にこだわりがあるわけでもなく、というより院内の体制によって「いついつには先生に来ていただきたい」というものがありますので、こちらが4月にこだわる必要がなければ、後は双方の都合が良い時でという事になります。

 

もし当初の転職(入職)時期に無理が生じる場合は、受け入れ先の医療機関側が既に先生の勤務開始に向けて準備を進めている場合や院内での告知、患者様への告知を済ませている事もありますので、早急に転職先の病院へ連絡する事をお勧め致します。
転職コンサルタントを介して転職を決めた先生は転職コンサルタントへ連絡するのがベターです。

 

 

新天地でご勤務をするには、まず「立つ鳥跡を濁さず」です。